子連れ再婚、揉めずに幸せになるための「家族のルール」合意書

2025年08月05日 09:17

こんにちは。伊原行政書士事務所の伊原です。

再婚を機に、新しい家族の形を築くことは、希望に満ちた素晴らしい第一歩です。しかし、そこには血のつながりがない親子関係、異なる価値観を持つ家族がひとつになることによる、さまざまな課題も存在します。特に、お子さんの存在は、デリケートな問題となりがちです。「言った・言わない」といった口約束のトラブルを避けるために、そして何よりも新しい家族が円満な関係を築くために、再婚に際して「家族のルール合意書」を作成することをおすすめします。これは、法的な効力を持つ公正証書とは異なりますが、家族間の約束を明確にし、お互いの気持ちを尊重するための大切な羅針盤となります。ここでは、「家族のルール合意書」に含めるべき具体的な項目と、その作成のポイントについて解説します。

家族の基本的なルール

まずは、新しい家族の土台となる基本的な生活ルールについて話し合い、合意書に明記しましょう。

家事の分担
誰が、いつ、どの家事を行うかを具体的に決めます。お子さんも含めて、それぞれの役割を決めることで、不公平感をなくし、家族の一員としての自覚を促します。
金銭管理
生活費の負担割合、貯金の目標、お小遣いのルールなど、お金に関する取り決めを明確にします。特に、お子さんの教育費や習い事の費用について、再婚相手と実親のどちらが負担するのかを話し合っておくことが重要です。
週末や休日の過ごし方
家族で過ごす時間、それぞれの時間を大切にする時間など、休日の過ごし方について合意します。前夫・前妻との面会交流がある場合は、そのスケジュールを考慮に入れる必要があります。

お子さんに関するルール

お子さんが新しい家族にスムーズに馴染めるよう、デリケートな事柄について話し合っておきましょう。

再婚相手とのお子さんとの関わり方
再婚相手がお子さんをどのように呼ぶか、どのような立場で接するか(友達のような関係か、親代わりになるかなど)を話し合います。お子さんの気持ちを尊重しつつ、無理のない関係を築くための第一歩です。
教育方針
勉強、習い事、将来の進路など、お子さんの教育に関する考え方を共有します。しつけの仕方についても、事前にすり合わせておくことで、意見の対立を防ぐことができます。
前夫・前妻との面会交流
面会交流の頻度、場所、時間、再婚相手の同席の有無など、詳細なルールを定めておくと、後々のトラブルを防げます。お子さんの意思を尊重する姿勢も大切です。

合意書作成のポイント

書面に残す
口約束はトラブルのもとです。話し合った内容は必ず書面に残しましょう。
具体的な内容にする
「家事を手伝う」ではなく、「ゴミ出しは毎週火曜・金曜に担当する」のように、具体的な行動を明記します。
家族全員で作成する
お子さんが内容を理解できる年齢であれば、話し合いに参加してもらうことで、家族全員が納得できる「ルール」を作ることができます。

子連れ再婚は、幸せな家族を築くための新たな挑戦です。不安や悩みを抱える前に、お互いの想いを言葉にし、書面に残すことで、安心して新しい生活をスタートさせることができます。行政書士は、こうしたデリケートな家族間の話し合いの結果を適切な合意書にする専門家です。もし、合意書の作成にお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。

弊事務所では、合意書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話、メール、LINEでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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