夫婦間合意書がないと危ない!なぜ人は「口約束」を破ってしまうのか?〜関係再構築の壁〜

2025年10月31日 18:08

「もう二度としない」「これからは生活費をちゃんと入れる」

夫婦の関係を修復しようとするとき、大切な約束はすべて口約束で済ませていませんか?残念ながら、愛や信頼に基づいたはずの口約束が、数年後に「言った、言わない」のトラブルに発展し、結局は離婚に至ってしまうケースは珍しくありません。今回は、なぜ配偶者やあなたが口約束を破ってしまうのか、その心理的な背景と、関係のトラブルを未然に防ぐための夫婦間合意書の重要性についてお話しします。

夫婦間の口約束が破られやすい3つの心理的背景

夫婦間の約束事は、親しいからこそ曖昧になり、破られやすい側面があります。

1. 記憶の曖昧さと「都合の良い解釈」
時間の経過とともに、人は記憶が曖昧になったり、都合の良いように記憶を書き換えてしまうことがあります。口約束の場合、客観的な証拠がないため、お互いの記憶が食い違っていても、どちらが正しいかを証明するのが困難です。結果として、言った・言わないの水掛け論になり、関係再構築の努力が水泡に帰してしまうのです。
2. 当事者間で生じる「認識のズレ」
親しい夫婦間であっても、口約束では、何をどこまでやるかという認識にズレが生じやすいという問題があります。

約束の内容口約束の例認識のズレ浮気の再発防止「二度と会わない」連絡先削除・SNSブロックまで含むと思っていたが、業務連絡はOKだと思っていた。家計管理「もう浪費しない」自分の趣味に使う分は浪費に含まれないと思っていた。親の介護協力「手伝えることはする」定期的な訪問や金銭的な支援も含まれると思っていたが、話し合いに顔を出すことだけだと思っていた。

このように、お互いの認識が最初からずれているため、こんなはずじゃなかったという不満が蓄積し、信頼関係が崩れていきます。
3. 「心理的な負担の軽さ」と約束の軽視
口約束は、書面に比べて心理的なプレッシャーが少ないという側面があります。特に問題を起こした側は、「口頭で言っただけだから、まあいいか」「後で気が変わっても、なんとかなるだろう」と、約束を軽く見てしまう傾向があります。

夫婦間合意書として正式に書面で残すと、これは正式なものだという意識が働き、簡単に破ることはできません。書面化こそが、約束の重みを理解させるための重要なプロセスなのです。

信頼関係を守るための「夫婦間合意書」

口約束は、相手を信頼しているからこそ生まれるものかもしれません。しかし、その大切な信頼関係と家族の平和を守るためにも、書面で残すことが最も確実で優しい方法です。夫婦間合意書で明確にすべきテーマは多岐にわたります。

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「口約束じゃだめなの?」と不安に思われたら、いつでも弊事務所にお問い合わせください。弊事務所では、ご夫婦の状況に合わせて、あなたの約束事を明確にし、将来のトラブルを未然に防ぐための「夫婦間合意書」作成をサポートさせていただきます。

弊事務所では、合意書の作成代行を、1通8,800円(税込)からという価格で承っております。お電話、メール、またはLINEにて、まずはお気軽にご相談ください。遠方にお住まいのお客様にも、メールやLINEでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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