「話が通じない」と感じる配偶者とのやり取りは、精神的な負担が非常に大きくなります。夫婦間の話し合いで疲弊するパターンには、以下のような特徴があります。
| 記憶のすり替え・都合の良い解釈 |
|---|
| 話した内容をすぐ忘れるか、自分の責任を軽くするために都合よく解釈し、約束を正当化する。 |
| 感情優位な議論 |
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| 冷静な解決策を探るよりも、主張ばかりで、過去の不満や感情論にすり替わり、結論が出ない。 |
| 「言った・言わない」の主張 |
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| 口約束をしても、そんなことは言っていないと平気で嘘をつく、または強い記憶違いを主張し、責任を回避する。 |
口頭でのやり取りだけでは、お互いが疲弊するだけで、肝心の問題解決には至りません。
夫婦間合意書は、感情的な対立を断ち切り、事実の拠り所にするためのものです。口頭で何度説明しても通じない相手に対し、合意書という形で夫婦のルールを明文化しておくことで、「言ってない」「そんな約束はしていない」といった逃げ道を封じることができます。
合意書で明確になるのは、以下の揺るがない基準です。
| 時期・期限 | 「いつまでに」「いつから」その約束を実行するのか。 |
|---|---|
| 内容・範囲 | 「何を」「どこまで」するのか。曖昧な表現を排除する。 |
| 義務者・権利者 | 「誰が」「誰に対して」責任を負うのか。 |
| ペナルティ | 「もし約束を破った場合は」どうするのか。 |
1.揉めごとの分野合意書で防げるトラブルの例浮気・不倫「もう連絡しないって言ったよね?」→「連絡先削除や職場でのやり取りは禁止されていない」といった解釈のズレ。
2.金銭・借金「給料から返済する」→「生活費の支払いが優先だから無理」といった優先順位の変更。
3.介護・家事分担「協力するって言ったじゃない!」→「話を聞くだけで、実行の約束はしていない」といった義務範囲の否定。
話が通じない人は、往々にして他人の不安や気持ちに配慮しない傾向があります。こちらが譲って曖昧にしておく方が、問題をさらにこじらせるリスクがあります。合意書は、「相手を疑っているから」「攻撃したいから」ではなく、お互いが安心して、冷静な関係を維持するために取り交わすものです。
書面化は、あなたの精神的な防御手段です。話が通じない配偶者とのやり取りに疲れてしまう前に、合意書で揺るがない基準を作ることが、あなた自身と家族を守る大きな一歩になります。
問題がこじれる前に、ぜひ一度お問い合わせください。弊事務所では、ご夫婦の間で合意した内容を、適切な夫婦間合意書にまとめる作成代行を、1通8,800円(税込)から承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてご連絡ください。遠方のお客様も対応可能です。
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